3月27日からアメリカ フロリダ州オーランドで開催されている「CTIA Wireless 2007」で、携帯電話網と無線LANを融合する技術"UMA"を展開するKineto Wirelessが、対応端末10機種を展示した。
最も新しいUMA対応端末は、Hewlett Packardのスマートフォン“iPAQ 510”。
UMA対応端末としては、初のスマートフォンで、今年夏ごろの発売が予定されている。
「年末までに、UMA対応端末は、20機種程度に増える見込みだ。2007年の販売台数は数百万台規模を予想する。」(ブース担当者)と言う。
これまでのUMA対応端末の全てがGSMで、UMTS等の3G端末の品揃えが無い点に関しては、「年内にUMTS端末での製品化を期待している。」とするものの、具体的なアナウンスは無い。
UMAサービスを展開するオペレータは、BT(UK)・T-Mobile(USA)・ORANGE(Europe全域)等、現在6社。
同社では、このサービス事業者の数も今後大きく増加すると言う。